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世界一厳しい出国検査!イスラエルの超難関セキュリティーチェック。

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最近、航空機にパソコンを持ち込み禁止など、セキュリティが厳しくなっていますが、その最高峰がイスラエルのセキュリティです。

私の経験上、世界でもっとも厳しかったので、その常識はずれの厳しさを紹介したいと思います。


第一関門 危険人物度の判断

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日本ならば、すぐチェックインカウンターに行ってチェックインをするのですが、イスラエルでは、その手間に空港職員による審査のデスクががあります。

ここでは、イスラエルで何をやったのか、誰に会ったか、荷物を頼まれていないか、など質問を受け、職員がもった印象に基づき、番号の付いたバーコードをパスポートに貼られます。

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これが貼られる番号。最後の1桁の番号が高ければ高いほど危険人物と判定されているらしいです。

私は「3」と比較的安全な人物と判断された模様ですね。


第二関門 チェックイン

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次は、日本でもお馴染のチェックインカウンターでのチェックイン。

日本と同様にパスポートを提示し、航空券を発券してもらいました。

だが、預け荷物をもその場で預けると思いきや、預け荷物は奥に持っていくように指示されました。


第三関門 中身を全部出す

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預け荷物を奥のデスクに持っていくとパスポートの裏の番号を見て、中身を全部出す必要があると言われました。

「マジかよ?」と思いつつ、同意すると、

君は「3」だから立会いする必要はないと言われ、係員に中身のチェックを任せて次に進みました。

危険度が高い人はその場で立会いながら、中身を一つ一つチェックされるそうです。


第四関門 手荷物も中身を全開!

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預け荷物に次いで、手荷物も中身を全部出さないといけません。

普通ならば流れ作業で進む空港のセキュリティ検査もイスラエルでは、ブースが20個ほどあり、一人15分ほどかけて綿密に検査します。

まずは機械を通してX線検査。

私は機械検査で荷物は引っかからなかったのですが、無条件に皆、中身を全部出すように指示されました。

身体検査も、靴はもちろん、機械を通過した時に問題がなくとも、体を手で触って検査するフリスクをさせられます。

全部検査が終わると、荷物を全部戻さないといけなく、面倒でした(笑)


第五関門 出国審査

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ここまで来ると後は出国審査だけです。

出国審査は機械化されており、右の青い入国カードをかざすと、左のピンクの出国カードをもらい、出国審査は終わりです。

 全部の作業が終わり時計をみると全ての行程に90分ほど掛かっていたので、イスラエルから出国する際は最低でも3時間前には空港に着いておくべきですね。

 

それにしても、イスラエルの空港のセキュリティは入国審査と並び世界最高峰ですね。

入国審査に関しては、世界一厳しい!イスラエルの入国審査の注意点 で紹介しています。