【タシュケント】現地通がオススメ宿を厳選!
シルクロードの中心地、ウズベキスタンの首都タシュケントで泊まりたいオススメ宿を紹介します。タシュケントは旅行以外にも以前の職場でよく出張で訪問する都市だったので、高級ホテルからバックパッカー向けまで知見をフル活用できればと思います。
1.
最高級をお手頃に!
”Hyatt Regency Tashkent”
Hyatt Regency Tashkent
ハイアット・リージェンシーは全てが最高級ですが、日本などの先進国とは考えられない一泊250ドルの価格。特に朝食はわずか15ドルで日本では4000円程するバイキング形式の豪華な朝食が食べれます。宿泊者以外でも朝食は食べることができ、タシュケント滞在中に何度か朝食を食べるだけに足を運びました。夕飯もおいしく、市内で食べるのと料金は大差なく、むしろ安いくらいです。
立地
市内のど真ん中に位置しており、地下鉄の駅やティムール博物館など徒歩圏内に観光施設もあります。
設備
プールやジム、会議室、レストランなどすべてが揃っています。トイレやお風呂などの水回りも先進国水準で良くも悪くもウズベキスタンにいることを忘れてしまいます。国際会議も多く開催され、私が泊まった際も、ロシアやカザフスタン等との国際会議が開催されていました。
2.
コスパと立地が最強!
”The Royal Mezbon”
The Royal Mezbon
The Royal Mezbonは、一泊85ドル程度のお手頃なホテル。ウズベキスタン全般に言えることはありますが、コスパが良いです。
このホテルの一番の魅力は交通の便の良さ。サマルカンドなどへの電車がでるYuziny駅と空港の間にあり、両方へのアクセスが非常に良いです。基本タシュケントはそこまで観光するものがないのですが、ウズベキスタンへの出入国はタシュケント空港のため、旅行の最初と最後のどちらかでタシュケントは乗換目的の滞在になることが確実なため、その際にこのホテルは便利です。
3.
バックパッカーにおすすめ!
”Trip.LE Hostel”
Trip. LE Hostel
Trip. LE Hostelは、一泊20ドルのすごくベーシックな宿ですが、タシュケントのホステルの中ではナンバーワン。全体的に綺麗で、タオル付、さらに朝食付きで20ドルなのでコスパが最強です。
立地
立地もよく、駅も遠くなく便利です。またトルクメニスタンビザを取るなら大使館が近くて便利でした。大広間ではプレステが出来ます!
設備
ホステルとしてはすごくベーシックですが、綺麗でシャワー、トイレなどの共有設備もしっかりしています。各部屋ごとにオリジナルの壁画があるので、それも一つの醍醐味でもあります。
その他にもウズベキスタに関する記事も書いているので参考までにどうぞ。
【ウズベキスタン】ブハラ近郊の日本人墓地(シベリア抑留犠牲者)への行き方
ウズベキスタン旅行でブハラを訪れる方に、是非足を運んで頂きたいのが、ブハラ駅近くにあるシベリア抑留犠牲者墓地です。
ウズベキスタンはソ連を構成していた国の一つであり、戦後にソ連によって捕虜として捕らえられたシベリア抑留者の中にはウズベキスタンに連れてこられ、強制労働させられた日本人が数千人いました。
タシュケントにあるナヴォイ・オペラ・バレエ劇場も日本人強制労働で建設したものでした。
ブハラの日本人墓地には200名ほどに犠牲者が眠っています。
アクセス
墓地はウズベキスタンの高速鉄道も停車するブハラ駅からタクシーで5分ほどの距離にあります。距離にして1km程なので歩いてもいけますが、駅舎などがある反対側なので線路を超える必要があったりして少し面倒です。
上の地図で緑色のピンの位置あたりです。
問題は、日本人墓地などと検索しても全くヒットしないことです。
地球の歩き方では紹介はされているものの、ダイヤモンド社も場所が知らないのか、ガイドブックに場所は載っていないのです。
仕方なく、ブログなどで調べて、あとはブハラ駅のタクシーのおじさんに「日本人墓地」(Городское центральное кладбище)と連呼。けど、地元のタクシーの人も聞いたことがなく、駅員など手あたり次第聞いて、もしかしたら駅裏の墓地か、という展開になりなんとかたどり着きました。
衛星写真でみると明らかに墓地なので分かります。
右端の赤で囲んでいる箇所が日本人墓地です。
墓地
墓地は道路の突き当りにあるので、そこでタクシーから降り、門をくぐりました。
中にはお墓の手入れをしている方がおり、すぐに「日本人か?」(ニッポニヤ?)と聞かれ、案内してもらいました。
平原の中に整然と横たわる石官がお墓です。
綺麗に手入れがされていましたが、日本にあるお墓と比べると質は低いです。
過酷な重労働に少ない食事。
栄養失調や病気で、たくさんの人が亡くなっています。
戦争が終わり、故郷に帰れるはずの人が不法にもソ連に抑留さえられ、強制労働させられた事実を決して忘れてはならないと改めて感じながら、手を合わせました。
隣にはドイツ人の墓地もありました(奥にある十字架)
鎮魂の碑と犠牲者の名前が刻まれた碑がありました。
日本から遠く離れたこの場所に、犠牲者の家族は訪れるのでしょうか、そもそも、ここに埋葬されていること知っているのでしょうか
墓石には番号しかふられておらず、石碑の名前の番号と照合しないとわかりません。
隣のウズベキスタン人の墓地よりは格段と整備はされていたものの、ちゃんと管理され、整備されることを願いながら、その地をあとにしました。
ちなみに、最後に案内してくれたおばちゃんに管理費という名のチップを求めるので、少しばかり渡しました。
【ウズベキスタン】タシュケントからサマルカンドへの移動方法
ウズベキスタンに行くなら絶対行きたい古都サマルカンド。そんなサマルカンドとタシュケント間の移動方法を紹介します。
1 高速鉄道
これが一番楽で、最速の方法です。
ウズベキスタン高速鉄道は、2011年にスペインの技術を用いて開通したウズベキスタン版新幹線です。
これでタシュケントからサマルカンドまで2時間10分で結び、料金も2400円ほどで非常に便利です。しかし、超特急のアフラシャブ号は1日3本しか運航していないため、事前予約をしていないと席がなかなかとれません。
しかも、その3本は7:30発、8:00発、8:30発と早朝に集中しています。
日本からの予約は個人ではできず、代理店を通さないといけないのが現状です。お金のない私は倍以上の値段がする代理店は通さず、現地で買いましたが、行きは売り切れで帰りのみ買えました。
- 所有時間:2時間10分
- 料金:18万5000スム~(約2400円~)
- 本数:1日3本
- 注意事項:本数が非常に少なく、事前に予約必須
2 普通の鉄道
これは高速鉄道ほど速くはありませんが、そこまで高くない無難な移動方法です。
基本的に切符は安いく、一等でも4000円、二等は約1000円なので一等でも全然良いと思います(笑)
私はサマルカンドへの行きの列車で高速鉄道の切符がとれずこちらの8:55発の列車を使用しました。
1日7本ほど運航しております。
また、タシュケントにはタシュケント駅とタシュケント・ユジニー(南)駅(Tashkent Yuzhnyy)の2つがあるのでどの駅から出発するのか事前に確認しておきましょう。
時刻表
- 8:55発ー11:58着
- 9:13発-12:39着
- 19:35発-23:31着
- 20:30発-00:19着
これ以降も真夜中に3本ほどありますが、利用するのは非現実的なので省きます。
鉄道の詳細
- 所有時間:約3時間(列車による)
- 料金:一等は30万スム(4000円)、二等7万9000スム(約1000円)
- 本数:1日7本
- 注意事項:タシュケントには複数の駅があるので確認を
3 バス
タシュケントからは、地下鉄オルマゾール駅南側のバス・ターミナルから公営バスで1万5000スム、または、バス発着所向かい側からシェア・タクシーが頻繁に出ています。こちらの料金は一人2万5000~3万スムほど。
鉄道の詳細
- 所有時間:約4~5時間(バスによる)
- 料金:公営バス1万5000スム(2000円)、シェア・タクシー2万5000~3万スム(約3300~4000円)
- 本数:たくさん
- 注意事項:シェア・タクシーは基本定員に達しないと出発しないため、時間には余裕を持った方が良い
まとめ
一番楽で速い方法はウズベキスタン新幹線ですが、本数の少なさから予約が難しいです。基本、日本から直接個人で予約するのは難しいので、代理店を通す必要があります。
新幹線がダメな場合は、鉄道またはバスで行くというのが旅のセオリーな気がします。
実際、私も行きは予約が取れず鉄道で移動し、帰りは予約が取れたので新幹線で戻ってきました。
カザフスタンに行く前に読むべき本、4選!
名前は聞いたことあるけど、イメージがうまくわかない人も多いのではないでしょうか。
そんなカザフスタンに行く前に読みたい本を、4冊紹介します!
1.
知るための60章
カザフスタンを知るための60章 [宇山智彦 藤本逸子]
既に多くのシリーズが出ている「エリア・スタディーズ」のカザフスタン編。
カザフスタンに絞って、地理、歴史、社会、政治経済等々の全般を詳しくまとめた類書は他に無いので、非常に貴重な一冊です。
通して読むと、この国の「歴史」と「今日」において、ソ連の構成国になった時代を持った意味が、色々な意味でどれだけ大きかったかを痛感するだけでなく、「遊牧の民」としての文化や習慣の多くが、ソ連の構成国になった事で否定、分断され、ソ連の崩壊から独立というプロセスの中で復興されつつある事や、セミパラチンスク(現・セメイ)の核実験場を巡る問題等々、カザフスタンという国が独立後四半世紀を経た今尚、良くも悪くも「ソ連の影」を背負っている事が良く理解出来る本となってます。
少しでもカザフスタンに興味のある方は、良い入門書だと思います。
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2.
初代大使が見た
初代大使が見たカザフスタン [松井 啓]
1991年に旧ソ連から独立したカザフスタンへの初代大使が、一外交官の視点から、一生活者の視点から、カザフスタン建国時の様子を書き留めたして一冊。内容としては、本と言うより、私的な印象も含んだ日記色が濃いものになっています。
独立当時の事情や、資源大国の国情や大統領の外交方針など、カザフスタンという国の概要を手っ取り早く知りたい人には便利な一冊です。
個人的には、この本を読んでからカザフスタン行くと、2018年のカザフスタンとの差にびっくりしました。
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3.
カザフスタンの道
カザフスタンの道 [ヌルスタン・ナザルバエフ]
1991年旧ソ連の独立以来、大統領の座に居座るナザルバエフ大統領の自伝です。日本語版は原書を和訳したもので、カザフスタン大使館が出版しています。
この本ではカザフスタンの歴史、そしてどのような国にカザフスタンを導いていくのかに関して大統領が熱く語っている本です。独裁大統領の本ということもあり、若干プロパガンダっぽいところもありますが、カザフスタンの独裁者の内心を知れる非常に面白い本でした。
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4.
地球の歩き方 中央アジア
正直、カザフスタンに関するガイドブックはこれしかありません。
今時、ネットさえあれば基本、情報は何でも入ってくるのですが、カザフスタンはネットで検索をかけても情報が少ないのが事実。
市内のバスの路線図や、レストラン情報など、ネットでは探しにくい情報もまとまっていて、旅行中は現地の物価も安いこともあり、地球の歩き方に乗っている有名レストランに多く行きました。
若干、情報が古いところもありますが、必須アイテム。
▶︎Amazon ▶︎Rakuten ▶︎Yodobashi
他にもカザフスタンについては、こちらの記事もどうぞ!
アグラでどこに泊まる?現地ガイドのオススメ宿を紹介!
せっかく、タージマハルに行くからには良いホテルに泊まりたいと思いませんか?そんな方のために今回は現地でガイドを営んでいる知り合いに、実際の経験を宿泊経験をもとにしてオススメのホテルを紹介してもらいます。
1.
これぞ最高級ホテル!
”ITC Mughal”
ITC ムガール
ITCムガール・ホテルはタージマハルを建築した王朝である、ムガール朝に由来しており、豪華な内装や噴水、35ヘクタールの庭園はその名に相応しいものである。
立地
広大な庭園に位置するホテルであるが、タージマハルからは車でわずか10分の距離(約3キロ)にあり、ホテルの屋上テラスからはタージマハルを見ることができる。またアグラのもう一つの観光の目玉であるアグラ城にも車で10分で行くことができる。
設備・サービス
インドでも有数の巨大なスパ設備を完備し、8室のトリートメント・ルームがある。またサウナとジムも併設されている。
他にも、広大な庭には蝶々畑、卓球場、テニスコート、ジョギング・コース、噴水、ダート・バイクなど様々なアトラクションを体験できる。
2.
1万円以内でリッチな経験を!
"Trident Agra"
トライデント・アグラ
トライデント・アグラは、タージマハルから2キロの距離にあり、リーズナブルなお値段で泊まれる五つ星ホテル。アグラ市内の喧騒から一歩離れ、美しい庭を眺めながら、ゆっくりとした時間の流れの中で最高のサービスを提供してくれます。予約サイトの評価も9.4と最高級です。
立地
ホテルからタージマハルの東門までは車で10分。ホテルは1200円ほどで往復のタクシーを手配してくれる。
設備・サービス
他のアグラのホテルとの差は、何と言ってもサービスの質である。ホテルはインドでは一流ホテル・グループのOberoi Groupの傘下にあり、サービスの質が徹底しており、清掃スタッフまでもしっかりとした英語を話すことができ、問題があれば迅速に対応してくれる。
またホテルにはコンシェルジュがおり、観光やガイド、移動の手配を行ってくれる。さらに、プールや小さなスパ、ジムも完備している。
3.
インドでホームステイ!
"The Coral Tree Homestay"
ザ・コーラル・ツリー・ホームステイ
ザ・コーラル・ツリー・ホームステイは、アグラでもトップレベルのガイドであるゴーパル・シンさんと妻ヴァンダナさんが営むホームステイ型宿。ホームステイ型ならではの、手作りの食事、タージマハルやアグラの街をめぐるたくさんのアドバイスを頂くことができる。予約サイトの評価も9.3と非常に高く、とても人気がある宿なので、できるだけ早く予約していた方が良い。
立地
この宿は閑静な住宅街に位置しており、東門まで徒歩15分で行くことができる。先に紹介したホテルと比べ、立地が良いため、よりローカルな生活を体験することができる。
設備・サービス
妻のヴァンダナさんと、スタッフらのサービスは非常によく、何でも助けてくれます。ガイドを頼む際は、事前に伝えておく必要がありますが、タクシーなどはその場で手配してくれます。天気の良い日には庭園で朝食を食べることもできる。
インドに旅行については他にも、こちらの記事などを書いております。
カザフスタンに行く前の注意事項!知っておくこと・準備しておくこと 10選
そんなカザフスタンを訪れて感じた、「行く前に知っておくべきこと・準備しておくべきこと」を10点、紹介します。
1.UberまたはYandexをダウンロード
「Uber」(ウーバー)と「Yandex」(ヤンデックス)とは携帯でタクシーを呼ぶことができる配車アプリのことです。配車アプリのメリットは、途上国に多い無駄な値段交渉の手間を省くだけでなく、運転手は客から評価される立場にあり、変なことをすると運転資格が剥奪されるため普通のタクシーより断然安心で公平な値段で利用できることです。
しかし、携帯アプリなので電波がないと使えません。そのため事前に日本でSIMまたはWifiを準備していくことをお勧めします。ちなみに、私はいつも世界60か国で使えるThreeのSIMカードを利用しています。
Uberは米国の配車アプリで馴染みがある人もいると思いますが、Yandexはロシア語圏版のUberです。サービス内容はお互いほぼ同じなので、自分が使いやすい方を使えば良いと思います。
2.ロシア語とキリル文字は軽く学習しよう
カザフスタンは基本ロシア語が使われていて、なかなか英語を流暢に話せる人はいません。そのため、YesやNo、あいさつ、数字など簡単な単語を覚えておくだけで非常に旅が楽になります。ありがとうを意味する「スパシーバ」は多用しました。
またロシア語はキリル文字で表記されるため、日本人としては読みにくいです。しかし、キリル文字はローマ字と40%くらいは似ているので、違う点を軽く補充すれば、すぐに読めるようになります。町中の標識や店名などは簡単に読めるようになりました。
また、メニューなどロシア語でしか提供されないお店も多いですが、その際にはグーグル翻訳を活用しました。特にロシア語⇔英語で使える画像翻訳機能は超優秀なので、事前にダウンロードしておけば、メニューに携帯をかざすだけで、瞬時に翻訳されます。
3.両替用の現金は米ドルを準備しよう
カザフスタンでは日本円からカザフスタンのテンゲに両替することは難しいです。
そのため、ドルを準備しておくと便利です。ドル以外でもユーロやルーブルなども受け付けていました。ドルの調達を日本でする際は、駅などにある金券ショップが空港のレートよりも相当良いのでオススメです。
4.両替は空港でもレートは良い!
一般的に空港のレートは良くないのは旅慣れた人の常識です。しかし、カザフスタンでは、アスタナ空港もアルマトイ空港のレートも、市内のレートとあまり差がありませんでした。
私が両替した時は 公式レート:1ドル=368テンゲ で、空港両替:1ドル=365テンゲ、でできました。
テンゲは特に日本円との計算がしにくいので、買い物をする時などにはCurrencyという通貨アプリで計算していました。
他にも旅行中にあると便利なアプリはこちらの記事で紹介しています。
5.物価は日本の2分の1
日本の物価に比べれば2分の1ぐらいで、ものによっては3分の1の場合も多く、余裕のある旅ができます。
交通手段であるバスに関しては、1回の乗り降りでどこまで行ってもアルマトイで80kzt(約24円)、アスタナで90kzt(約27円)。
タクシーでも空港から街中まで行っても1500kzt程度(約450円)。
また、レストランで外食をすれば大体1500KZT~5000KZT(約450円~1500円)かかります。
6.寒暖差「80℃」の国!季節に適した服装を。
カザフスタンは内陸国で特に首都のアスタナは寒暖差が非常に激しく夏には40度、冬には-40度と酷暑と極寒の国です。また春や秋は日中の寒暖差も激しいので温度調整がしやすい格好が良いと思います。
ちなみに、私は10月にアスタナを訪問した際は、気温は2度で雪でした(笑)
7.クレカはVISAを準備しよう!
カザフスタンではクレジットカードは意外に使えます。しかし、国際カードは基本VISAだけです。正直、JCBはもちろん、MasterCardも受け付けてくれない所が多かったです。宿泊した高級レジデンス・ホテルのElite Apart-HotelもVISAでしか支払いができませんでした。そうは言っても、基本は現金主義の国なのであまりカードに頼らない旅を計画するのが最善だと思います。
8.商店街はない!買い物はショッピングセンターで。
私も驚きでしたが、首都アスタナのバザールは外ではなく、室内の建物の中にあるのです。これはカザフスタンの厳しい気候が理由らしいです。そのため街中を歩いてても、日本にあるような商店街はほとんどなく、街の中心部でも日本の郊外にあるようなショッピングセンターがたくさんありました。
実際、私が行ったときは外が寒く、快適に中で買い物ができました。
9.ラッシュの道路渋滞には注意
カザフスタンは、どこに行っても日本のように人がたくさんいることはない国です。首都アスタナの人口は100万人ほどで、国の人口も日本の7倍の面積に1700万人ほどしかいません。
しかし、アスタナもアルマトイも共に車社会のため、朝や夕方のラッシュにはひどい渋滞が発生します。その時間に移動をする際には十分注意しましょう。
10.カザフ人は一見不愛想だけど、実際はシャイで親切な人が多い。
これは私がカザフスタンに旅行して感じたことです。カザフ人は日本人と見た目が似ている人が多いですが、内面も日本人と似て、シャイな人が多いというのが印象でした。
英語が通じないせいか、ホテルの受付の人も一見不愛想だけど、自分たちの質問や要望に対しては丁寧に答えてくれるし、お店の人も東南アジアやインドのように、しつこく声をかけてきたり、売ろうとしてくる人もいません。バザールに行った時も、値切ろうとしたら、値札を見せられて値段は決まってるんだよと言われたくらいに、観光客に値段をふっかけてはきませんでした。
未だ、貧しい国ですが首都のアスタナ特に急速に発展しており、今後が楽しみな国です。
他にも、いろいろ記事を書いているので興味があればご覧ください。
【解説】アスタナ空港の市街地へのアクセス
アスタナ空港はアスタナ市内から南に約18kmの距離にあり、車で20~30分の距離にある小規模な空港です。アクセスは車かバスのみです。何度か利用したことがある空港なので、私の実体験を踏まえながら、4つのアクセス方法を紹介します。
1. タクシー
一番無難な選択肢である。
空港到着後、アライバル・ゲートを出るとタクシーの運転手らが客引きをしているので、そこで交渉するしかない。正直、今まで訪れた国の中で、この空港のタクシーの運転手はそこまでボッタくろうとしてこなかった。だが、やはりある程度は交渉する必要がある。
- 値段:2000テンゲ〜2500テンゲ(外国人は高めになりがち)
- 時間:20〜30分(渋滞次第)
2. ウーバー
「UBER」(ウーバー)とは、今、欧米で人気急上昇中の、アプリを使った配車サービス。その一番の魅力は、値段が通常のタクシーより安いこと。アプリを事前にダウンロードして、空港で呼ぶだけで近くにいるUBERが迎えに来てくれます。しかし、これを利用するにはネット環境が必要なため事前に日本でSIMやWIFIを準備しておくと良いです。
- 値段:1000テンゲ〜2000テンゲ
- 時間:20〜30分(渋滞次第)
アプリのダウンロードはこちら。
3. ホテル送迎
今回挙げた4つの選択肢の中では一番安全で安心な方法である。もしホテル送迎を提供してくれるようなホテルに宿泊するのであれば、手配するのが最善かもしれない。相場は通常のタクシーより高めであるが、無駄な交渉は省けるし、何よりも安全である。
実際、私は初めてアスタナ空港を利用した際は、ホテルの送迎を手配して非常に楽だった。宿はElite Apart-Hotelという超高級住宅地にあるホテルで、そこまでの料金は3000テンゲ(約900円)であった。
ちなみに、このElite Apart-Hotelという宿は一人3500円程度で滞在できる非常にコスパがいい宿で、立地もハズィレット・スルタン・モスクや平和と調和の宮殿の向かいにあり良かった。
4. バス
国際線ターミナルを出て左に進むとバス停があり、そこから市内へ向かうバスが頻繁に出ている。バスは主に10番バスと12番バス。
- 10番バス:共和国大通り、セイフーリン通り、ベイビトシリク通りを経由して終点の駅まで所要約1時間30分。
- 12番バス:空港からバイテレク、大統領府前を通り駅まで行く。
バス料金は90テンゲ(約27円)。ドル払いはできないので、事前に空港で両替すること。両替所は国際線ターミナルにある(営業時間は不明だが、22時30分着の便を利用した際も空いていた)。
非常に安いが、大きな荷物がある場合はお勧めできない。
結論
やはり一番のオススメはウーバーである。無駄な交渉をせずとも、安く、安全に移動できるのがその魅力である。ネット環境がない場合は物価も安いため、ホテル送迎が良い。
普通のタクシーとバスも候補であるが、やはりウーバーまたはホテル送迎がオススメである。