せっかくいろいろな国に行くのだから、事前知識があったほうが絶対に楽しい。
しかし、本やサイトで予習しようものなら、すごい時間が掛かるしたぶん覚えられない。
そんな人におすすめなのは『映画』
映画ならその国や時代の雰囲気が味わえるし、実際に映画の舞台になったところへ自らの足で行くことだって出来てしまう。
今回はそんなおすすめ映画を紹介します。
フランス
ミッドナイト・イン・パリ
映画の最初のイントロだけでも、十分パリの雰囲気を味わえる、パリに行きたくなる映画です。
現代から狂乱の時代と呼ばれた20年代のパリにタイムスリップした、迷える男のロマンティック・ラブコメディーですね。
舞台は2008年のパリと1920年代のパリを行き来しますが、パリは19世紀に今の街並みが出来上がっていたので、パリの景観はほとんど同じです。
監督は、あの有名なウディ・アレン。
見終われば、絶対パリに行きたくなる映画です。
イタリア
ローマの休日イタリア
ローマといえば、ローマの休日!
というくらいにローマの休日は有名です。
あらすじは、オードリー・ヘップバーンが演じる架空のヨーロッパの王国の王女と、グレゴリーペックが演じる新聞記者のロマンス映画。宮殿から逃亡した王女と偶然出会い、叶わない恋と知りながらも、お互い自分の本性を偽り、ローマ市内を一緒に駆け巡る切ない恋の物語。
この「ローマの休日」は1953年に撮られた映画で白黒ですが、ローマの有名な観光地を網羅しています。
トレビの泉、
スペイン階段、
真実の口など。
正確に言うならば、網羅しているというよりも、真実の口などは、ローマの休日で取り上げられ有名になったらしいです。
私はローマを訪れる前に、どこに行こうか決める判断材料として観ました。
ニュー・シネマ・パラダイス
この映画はイタリア南部のシチリア島が舞台の映画。
ローマの休日は首都ローマの雰囲気がわかる映画ですが、この映画イタリアの田園風景や田舎町の雰囲気が分かる映画です。
映画は、ローマに住むサルヴァトーレの元に一本の電話が入るシーンから始まります。それは長年離れていた故郷の母親からであり、知らされたのはサルヴァトーレの幼い頃からの友であり恩師でもあるアルフレードの死を告げるものであり、彼はまだトトと呼ばれていた小さな頃の運命的な出会いを思い出す。
この映画は小さな村の映画館で出会った少年と映写技師の友情を描く物語。
イギリス
ノッティングヒルの恋人
ジュュリア・ロバーツとヒュー・グラント共演のラブ・ストーリー。
有名ハリウッド女優と平凡な男の恋の行方を、ユーモアたっぷりに描く。華やかなハリウッド女優を演じるロバーツと、どこか頼りない青年に扮したグラントがハマリ役。ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル”で小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちていく話。
ロンドンが舞台なので随所に観光地が登場します。
また、ノッティング・ヒルというロンドンの、街の一角が舞台なので、一般的なイギリスの街の雰囲気もまた味わえます。
ラブ・アクチュリー
総勢19人の主要キャストが繰り広げるアンサンブル・ラブストーリー。『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本家リチャード・カーティスが初監督を務め、秘書への恋心に悩む英国首相、愛する妻と子供がいるにもかかわらず部下に誘惑される会社社長、恋に臆病なOLなどの恋模様を綴る映画。
特に、この映画はクリスマスのロンドンの雰囲気を堪能できる映画ですね。
ちなみに、これらの映画は全てアマゾン・プライムで視聴可能です。