オーロラの国!アイスランドに行く前に知っておくべき7つのこと
アイスランド旅行で感じた、アイスランドの素晴らしさやいろいろな事情を紹介します。
1 意外に暖かい
国名に「アイス」とあるだけに寒いのかと思いきや、意外に暖かい国なのがアイスランド。
私は1月に訪れたのですが、気温は東京よりも寒いですが、東北地方並み程度。北海道よりは確実に暖かいです。
私が訪れた時は最高2度、最低氷点下5度くらいでした。
2 温泉大国!
アイスランドは日本に匹敵する温泉大国!
国全体が火山地帯で、ほぼすべての街に温泉があります。
しかし、要注意なのが、温泉なのに水着を着て入ること。
アイスランドでは「温泉=暖かいプール」みたいな感じになっており、日本の温泉とはまた異なる雰囲気。
温泉の中でも一番有名なのが、写真のブルー・ラグーンと呼ばれる巨大な温泉施設。
3 ブルー・ラグーンはボッタクリ
アイスランドと言えばブルー・ラグーンというくらい有名な温泉ですが、ここはその独特のお湯の色だけでなく、入湯料のボッタクリでも有名な温泉。
私は入湯料に50ユーロを支払いました。(6200円!)
日本人の感覚からしてみれば、ここは温泉というよりもリゾート・プール。
しかも事前予約必須です。
疲れをとりに温泉に入りたいのであれば、どこの街にもある市民プールをオススメします。
私は飛行機で席が隣のアイスランド人に、市民プールのことを教えてもらいました。
レイキャビクの市民プール。
私は、セルフォスとレイキャビクの市民プールに行きましたが、どちらも900クローネ(900円)。
ブルーラグーンの7分の1の値段だけでなく、静かで、現地の人とゆっくりできるので是非、市民プールにも足を運んでみてください。
4 レンタカーとクレジットカード
アイスランドの主要観光地は全部地方にあり、首都のレイキャビクは見所があまりありません。そのため。アイスランドを観光するにはレンタカーが必須です。
もちろんバスツアーもありますが、ツアーの場合は嫌だと感
こんな事情のためレンタカーは一般的で、多くの業者があります。
また、アイスランドでレンタカーをする場合は、借りるときのデポジットとしてクレジットカードが必要になります。
クレジットカードを持っていない人は、楽天カードのような無料のクレジットカードでいいので持って行きましょう。
私は楽天カードを使いました。
5 水は臭いけど軟水
アイスランドの水道水は火山大国のため、水が硫黄臭いです。
シャワーも硫黄の匂いがするので、びっくりしないでください。
これには、慣れるのに時間がかかりましたが、鼻をつまめば、水そのものは日本と同じ軟水で美味しかったです。
旅の最後の方は毎日水道水を飲んでいました。
ロンドンやパリなど、ヨーロッパの国は硬水なので、それと比べれば私はまだ好きでしたね。
6 物価はお高め
言うまでもないかもしれませんが、アイスランドの物価は高い!
レストランに入れば最低でも一人2500円。
カフェのスープセットでも1600円。
ガソリンの値段も日本の1.5倍。
とにかく、値段が高いので覚悟しましょう。
7 お酒は空港の免税店で買おう
普通のVIKINGビールと度数2.25%のTuborgビール
アイスランドはお酒の売買がとても厳しい国。
国内では政府指定のお店でしか売られておらず、首都レイキャビクには販売店が5店のみ。
もちろんバーやレストランでは売られていますが、スーパーではアルコール度数2.25%までのお酒しか売れないので、アイスランドのスーパーには、度数2.25%のビールがあります。
けど、味はイマイチで税金もかかって高いので、空港にある免税店でお酒類は買うのをオススメします。
【保存版】イスラエル旅行の前に読んでおきたい記事のまとめ
イスラエルに行く前に知っておきたい情報を、私のイスラエル旅行の経験をもとにダイジェスト版としてまとめました。
必要最低限の箇所だけまとめています。
より詳細な情報は、各項目に貼り付けている記事を参考にしてみてください。
目次
- 目次
- イスラエルの基本情報
- 旅行計画
- 航空券
- 入国審査の注意点
- イスラエルの定番観光地とオススメ観光プラン
- テルアビブからエルサレムの移動
- 定番:エルサレム観光(2~4日)
- 定番:ベスレヘム観光(1日)
- 【足を延ばす】パレスチナ観光(テルアビブ~エルサレムの移動)
- 【足を延ばす】エリコ観光
- 【番外編】パレスチナのグランド・キャニオンへ!
- 【最後の関門】世界一厳しい出国検査
イスラエルの基本情報
その他、知っておきたい情報は【イスラエル】旅行で知っておくべき10のことを参考にしてください。
旅行計画
「エルサレムに行ってみたい!」という単純な思いが今回の旅の始まりでした。
計画はざっくりと地球の歩き方とネット情報を参考にして建て、エルサレムだけに行くのはもったいないので、ついでにパレスチナ側にも行くことにしました。
今回の旅行はイラン旅行と比べると全く準備をしませんでしたが、それでも歴史や宗教が非常に複雑な地域のため、多少の知識を補うためにも、本も何冊か読みました。
航空券
ロンドンに留学中のため、日本往復ではなく、ロンドン往復で航空券を購入しました。
スイス航空の率直な感想は、「普通」。
とりわけ良くもないですが、悪くもない、いたってベーシックな航空会社ですが、チューリッヒ空港の物価の高さは異常です!
500mlの水が7ユーロ(約850円)!
噂で聞くスイスの物価の高さを痛感しました。
日本から行く際は、トルコ航空や中東系のエミレーツ航空などが便利です。
入国審査の注意点
しかし、飛行機を降りるや否や、怪しく見えたのか、空港の警備止められ、質問攻めに。
イスラエルの入国審査は今まで経験したことないほど厳しかったです。
長くなるので、別記事に分割しました。
イスラエルの定番観光地とオススメ観光プラン
【定番】
-
テルアビブ(入国、出国地点):1日ほど
-
エルサレム:2~4日
- ベスレヘム:1日
この3か所はイスラエル観光の必須スポット。
テルアビブは正直、ただの近代都市で見るところはあまりありません。
ただ空港がテルアビブにあるので、到着日または出国日前日に一泊して軽く見る程度で良いです。時間が無い人は空港からいきなりエルサレムに行くのもありです。
ちなみに、他の観光地はこんな感じです。
【少し足を延ばす人】
- 死海:半日~1日
- エリコ:1~2日
【イスラエルを知り尽くしたい人】
- ハイファ:1~2日
-
エイラト:1~2日
テルアビブからエルサレムの移動
まず、テルアビブのベングリオン空港から入国した後のエルサレムへの移動です。
ざっくり言うと選択肢は2つ
- 長距離バスで行く
- 電車で行く
どっちをとっても50分~80分程で、約500円~700円で移動できます。
それぞれメリット、デメリットがあるので詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
定番:エルサレム観光(2~4日)
エルサレムは見どころが満載。
重要な宗教施設がたくさんあり、なかなか見終わりません。
エルサレムの主な見所は以下
特にパレスチナの旧市街は、歴史的価値とその迷路のような道に圧倒されます。
詳しくはエルサレム観光に関するこちらの2つの記事を参考にしてください。
定番:ベスレヘム観光(1日)
エルサレムからバスで40分ほどの距離にあるのが、キリストが生まれたと言われる街、ベスレヘム。
そのため、ベスレヘムへ行く場合はエルサレムから日帰りで行くのが定番。
ベスレヘムはイスラエルではなく、パレスチナ側にあるのでパスポートは必須です。
イエスに関する言説の謎など、観光以外にも様々な発見があった1日でした。
【足を延ばす】パレスチナ観光(テルアビブ~エルサレムの移動)
せっかくイスラエルに行くならパレスチナ側もみるこおとをオススメします。
私はテルアビブから、ラマッラ経由で、ヨルダンとの国境の近くにある街、エリコに行きました。
テルアビブから2時間弱で着くはずが、ストライキや、国境警備の事情で波乱万丈の移動に。
詳しい移動方法は、こちらを参照してください。
【足を延ばす】エリコ観光
イスラエル定番の観光地ではありませんが、少し足を延ばす方なら行ってみたいのが、エリコです。
この街は3000年以上前からある世界最古の街らしく、ガイドブックにはさほど見所が載っていませんが、さすが世界最古の街、見所満載でした。
【番外編】パレスチナのグランド・キャニオンへ!
パレスチナは歴史だけでなく、自然も素晴らしい場所。
世界一低いところにある死海は有名ですが、パレスチナの大部分は海の下に位置する海抜マイナス・メートル地帯なのです。
そんな珍しいところに来たので、山奥にあるパレスチナのグランド・キャニオンとも呼ばれる、ワジ・ケルトと聖ゲオルギス修道院まで行ってみました。
【最後の関門】世界一厳しい出国検査
エルサレムからテルアビブに移動し、帰国の便を待ちます。
旅の最後に待ち構えていたのは、入国審査異常に厳しい出国検査でした。
空港の一番入り口で行われる危険人物判定に沿って、めちゃくちゃ厳しい検査の連続でした。
バックの中身は全部出して、すべてチェック。
預け荷物も同様にチェック。
ボティーチェックも超厳しい。
イスラエル旅行の最後の儀式なのかと感じましたね 笑
他にも、旅行に関する記事を書いておりますので参考までにどうぞ。
イエスのお墓参り!?エルサレムの聖墳墓教会を訪れた話
聖墳墓教会とは?
簡単に言うと、イエス・キリストが埋葬されて、3日後に復活したと言われる場所で、現在のエルサレムの旧市街にあります。
また、教会はイエスが十字架に架けられたゴルゴタの丘に建てられており、彼のお墓であるだけでなく、死んだ場所でもあります。
悲しみの道
いきなり教会に行く前に、まずはイエスが十字架を担いで歩いた道と言われるVia Dolorosa(悲しみの道)を歩いて向かいました。
私はキリスト教徒でもなく、宗教と言ったら、神道?仏教?みたいな典型的な日本人で詳しくありませんが、イメージとして「イエスが重い十字架を遠い丘の上まで長い距離を苦しみながら担いだ」と思っていたのですが、意外にもこの道は短く700メートルほど。
さらに、彼が十字架に架けられたゴルゴタの丘は、丘というほどの丘でもなく、今のエルサレムの旧市街に位置する少し小高い地点。
正直、少しがっかりしました 笑
聖墳墓教会
外観は意外にも地味ですが、エルサレムの建築物は皆こんな感じ。
中に入ると、畳ほどの大きさの赤い大理石板の上にランプがつられているオブジェがありますが、ここは十字架から降ろされたイエスの聖骸に香油を塗った地点。
こんな感じに多くの巡礼者は額をつけたり、接吻したりしている人が多かったです。
さらに右手の階段を上ると、今度はイエスが十字架が建てられた場所らしい。
この机のようなものの下にかがんでいる女性がいるのがまさにその地点。
ちなみに、現在この教会はカトリック、東方正教、アルメニア使教徒、コプと正教会、シリア正教会の複数教派による共同管理となっており、一日中それぞれ何らかの教派によるミサなどが行われているそうです。
そして、この工事中の建物の下にあるのがイエスの墓!
正確には、復活したと言われているのでお墓と呼べるかはわかりませんが、一応埋葬された場所です。
昔は洞窟であったとされていますが、現在は大理石の彫刻で飾られています。
この小さな入り口の奥がまさにその墓です。
墓自体は狭く、一度に3人しか入れなく、10分ほど並びましたね。
中かはロウソクが灯されており、幻想的ですが、装飾はシンプルな感じでした。
イスラエル旅行に関しては他にも記事を書いているので参考までにどうぞ↓↓
【エルサレム×スナップ 】絶対行きたくなるエルサレムの写真
見どころ満載のエルサレムをどのようにブログに書こうか迷ったので、スナップ形式で紹介します!
嘆きの壁
エルサレムと言えば、これ!
この壁は昔、2000年前に、ここにあったユダヤ教神殿の西側の壁の残骸です。
そのために英語では、嘆きの壁を意味する「Wailing Wall」よりも、西の壁を意味する「Western Wall」という表記が看板や地図で使われています。
キッパという頭の上にのせる、河童の皿のような小さな帽子をかぶれば、誰でもお祈りすることができます。
礼拝所は男女で分かれているので注意しましょう。
エルサレム旧市街
エルサレムの旧市街は、巨大な迷路です。
グーグルマップがなければ確実に迷子になっていた気がします。
エルサレムの旧市街を囲む城壁からの眺め。
いかに混沌としているかがうかがえます。
また、旧市街を取り囲む城壁の上を歩くこともできるので、旧市街の密集度合いを実感するためにもオススメの散歩コースです。
旧市街への入り口の一つであるダマスカス門。
10箇所程度ある門の中で一番立派な門です。
この門の前の道が、昔はヨルダンの首都であるダマスカスまで繋がっていたことに由来するそうです。
これは、ちょうどダマスカス門の上から見た、城壁の内側の様子。
岩のドーム
ここは預言者ムハンマドが昇天したと言われる岩の上に建てられて建物です。
外壁の模様には、コーランの文字を用いた綺麗なアラベスク模様が施されています。
この岩のドームは、ちょうど嘆きの壁の裏に位置しているだけでなく、なんと、昔あったユダヤ教神殿の跡地に建てられているのです。
お互いに紛争になるのも当然ですね 笑
岩のドームも、同じ敷地内にあるアル・アクサ寺院もムスリムしか中に入ることができません。
ちなみに、岩のドーム周辺は、非ムスリムの入場時間が6:30−10:30までと限られているので、行きたい場合は朝早くに行きましょう。
新市街
旧市街は、新市街と異なり、綺麗に整備された地区ですが、高層ビルは1つもありません。
この写真は、夜の市場の様子。
ほぼすべてのシャッターに様々な絵が描かれており、治安も良いので、夜に訪れてみるのも面白いと思います。
これは、ヤド・ヴァシムというエルサレムにあるホロコースト記念館に展示されていた、日本が発給したビザ。
行く前に見ておきたい!その国の雰囲気がわかる映画《ヨーロッパ編》
せっかくいろいろな国に行くのだから、事前知識があったほうが絶対に楽しい。
しかし、本やサイトで予習しようものなら、すごい時間が掛かるしたぶん覚えられない。
そんな人におすすめなのは『映画』
映画ならその国や時代の雰囲気が味わえるし、実際に映画の舞台になったところへ自らの足で行くことだって出来てしまう。
今回はそんなおすすめ映画を紹介します。
フランス
ミッドナイト・イン・パリ
映画の最初のイントロだけでも、十分パリの雰囲気を味わえる、パリに行きたくなる映画です。
現代から狂乱の時代と呼ばれた20年代のパリにタイムスリップした、迷える男のロマンティック・ラブコメディーですね。
舞台は2008年のパリと1920年代のパリを行き来しますが、パリは19世紀に今の街並みが出来上がっていたので、パリの景観はほとんど同じです。
監督は、あの有名なウディ・アレン。
見終われば、絶対パリに行きたくなる映画です。
イタリア
ローマの休日イタリア
ローマといえば、ローマの休日!
というくらいにローマの休日は有名です。
あらすじは、オードリー・ヘップバーンが演じる架空のヨーロッパの王国の王女と、グレゴリーペックが演じる新聞記者のロマンス映画。宮殿から逃亡した王女と偶然出会い、叶わない恋と知りながらも、お互い自分の本性を偽り、ローマ市内を一緒に駆け巡る切ない恋の物語。
この「ローマの休日」は1953年に撮られた映画で白黒ですが、ローマの有名な観光地を網羅しています。
トレビの泉、
スペイン階段、
真実の口など。
正確に言うならば、網羅しているというよりも、真実の口などは、ローマの休日で取り上げられ有名になったらしいです。
私はローマを訪れる前に、どこに行こうか決める判断材料として観ました。
ニュー・シネマ・パラダイス
この映画はイタリア南部のシチリア島が舞台の映画。
ローマの休日は首都ローマの雰囲気がわかる映画ですが、この映画イタリアの田園風景や田舎町の雰囲気が分かる映画です。
映画は、ローマに住むサルヴァトーレの元に一本の電話が入るシーンから始まります。それは長年離れていた故郷の母親からであり、知らされたのはサルヴァトーレの幼い頃からの友であり恩師でもあるアルフレードの死を告げるものであり、彼はまだトトと呼ばれていた小さな頃の運命的な出会いを思い出す。
この映画は小さな村の映画館で出会った少年と映写技師の友情を描く物語。
イギリス
ノッティングヒルの恋人
ジュュリア・ロバーツとヒュー・グラント共演のラブ・ストーリー。
有名ハリウッド女優と平凡な男の恋の行方を、ユーモアたっぷりに描く。華やかなハリウッド女優を演じるロバーツと、どこか頼りない青年に扮したグラントがハマリ役。ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル”で小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちていく話。
ロンドンが舞台なので随所に観光地が登場します。
また、ノッティング・ヒルというロンドンの、街の一角が舞台なので、一般的なイギリスの街の雰囲気もまた味わえます。
ラブ・アクチュリー
総勢19人の主要キャストが繰り広げるアンサンブル・ラブストーリー。『ブリジット・ジョーンズの日記』の脚本家リチャード・カーティスが初監督を務め、秘書への恋心に悩む英国首相、愛する妻と子供がいるにもかかわらず部下に誘惑される会社社長、恋に臆病なOLなどの恋模様を綴る映画。
特に、この映画はクリスマスのロンドンの雰囲気を堪能できる映画ですね。
ちなみに、これらの映画は全てアマゾン・プライムで視聴可能です。
イエスは洞窟で生まれた!?ベツレヘム日帰り観光。エルサレムからの行き方
ベツレヘムとは?
Endangered Site: Church of the Nativity, Bethlehem | Travel | Smithsonian
聖母マリアが、ローマ支配の時代に、国勢調査のために自分の戸籍のある街に戻ることを求められ、ベツレヘムに帰ってきた時にイエスが誕生しました。
このベツレヘムはイスラエルにあると思っていたのですが、実はパレスチナ側にあることが判明したので、2日前にパレスチナの旅からイスラエル側に戻ってきたのに、再度、壁を超えてパレスチナ側に行くことに。
ちなみに、パレスチナの旅はこちらの記事で紹介しています。
行き方
エルサレムからの距離は11kmほどとかなり、近いのですが、壁のために、直線ルートで行けないので、バスで35分ほどかかりました。
エルサレムの旧市街にあるダマスカス門前の21番バス乗り場から、231番のアラブ・バスのアラブ・バスに乗ります。
運賃は6.8シェケル(約210円)。
ドライバーはバルセロナが大好きな模様(笑)
エルサレム市街を抜けると、右手に大きな壁が登場し始めました。
この壁、道路に並行する形で建てられており、チェックポイントまで続きます。
ちなみに、イスラエル→パレスチナに行く場合はチェックポイントでの検査はありませんが、パレスチナ→イスラエルに行く時は、チェックポイントでバスが止められます
ベスレヘムの街
出発から35分ほどで、ベスレヘムに到着。
バス停は生誕教会から1kmほどの距離のところにあるので、そこから屋台や店で賑わう中央通りを歩いて教会に向かいました。
途中、タクシー運転手が「教会は遠い」、「俺のタクシーなら5シェケルで連れて行く」とかいろいろ言ってきますが、拒否しましたね。
そもそも、歩いて町並みを見たかったですし、それ以上に皮肉なのが、歩いていると、道路は大渋滞でタクシーに乗るより歩いた方が早く着く可能性がありますね。
途中、人が並んでいる、美味しそうな屋台で、ケバブみたいな、鶏肉の入った、ロールを食べました。
生誕教会
イエスが生まれたところだけに、生誕の様子を物語る展示が。
ちなみに、この生誕教会は、イエスが生まれた洞窟の上に建てられているのです。
えっ?
洞窟?
と思った方、私もこの事実を知った時、同じく違和感を覚えました
私としてはイエスは、ベツレヘムで市内の宿が満室のため、ヨセフとマリアが仕方なく馬小屋に泊まっていた時に生まれたと思っていたのですが。まさかの洞窟に生まれたと、この教会の看板には書いてあるのです。
ここで地球の歩き方で確認すると、
「もっとも、その歴史的根拠は稀薄だ」とのこと。
ここまで来て、この事実はショックでしたね(笑)
一般的には馬小屋と言われているのに、降誕教会は洞窟で生まれたと主張するなんて笑うしかありません。
ガイドブック曰く、古代ローマ帝国でキリスト教を認めた皇帝である、コンスタンティヌス帝の母ヘレナが熱心なキリスト教徒で歴史的根拠のない洞窟の上にこの教会を建てたことが始まりらしいです。
根拠がないことも信じる人が多ければ、巨大なものになるという、信じることの恐ろしさを改めて感じた気がします。
生誕教会の隣にある、教会はこんなに綺麗なのに、、
生誕教会は工事中。
これには相当がっかりしましたね。
工事中でなければ、こんな感じらしいです。
ちなみに、この地下にはイエスの生まれた?洞窟があり、そこまで階段を降りていくことができます。
他にも、イスラエルに関して書いている記事があるので参考までにどうぞ↓↓
イランに行くな!歴史も文化も人情もない国だから DON'T GO TO IRAN
"DON'T GO TO IRAN"
直訳すると:「イランに行くな」
その理由は:
ただの砂漠だから、
建築は極普通だから、
美食がないから、
西洋人が嫌いだから、
歴史がないから、
しかし、実はこの動画、めちゃくちゃイランに行きたくなるような素晴らしい動画なので、つい紹介してしまいました。
イランに行った身からすると、この動画に出てくる、人の温かさ、雄大な自然、素晴らしい歴史的な建築物は、イランの魅力そのものですね。
「イラン=危険」と思う人も多いと思いますが、実はイランの治安はかなり良いです。
イランよりもインドなどの方が断然スリやボッタクリの危険があります。
テヘラン市内は警察が頻繁に巡回しており、身の危険は一切感じませんでした。
特に、イラン人はおもてなし精神が日本人以上で、私もイラン人家庭でお正月を過ごすという素晴らしい経験をしました。
この、動画の制作者も私と同様にイランの魅力に惹かれた方だから、こんな動画を作ったのでしょうね。
この動画を見て、私も撮影機材を持っていけばカッコイイ動画が撮れたのにと悔しかったですが、私の旅は、こちらのブログにダイジェスト版としてまとめてあるので、興味がある方はどうぞ。
他にも、イランに関してはいろいろと記事を書いています。