いざ、国連へ!国連本部ツアーに参加する方法
国連ツアーに参加する方法
国連本部はニューヨークの中心部、マンハッタン島にあり、ニューヨーク屈指の観光スポット。誰でも中を見学することはできますが、ツアーに参加することが必須。ツアーは1時間ほどで、お土産屋さんも中にありいろいろと楽しめます。私の経験から言って、少し手続きが面倒くさかったのので簡単に説明します。
1. オンラインで事前予約
当日、その場でツアーを参加することもできるそうですが、空きが少ないので事前に予約していくのがベスト。
日本語ツアーも1日1回ほどの頻度で行われています。
- 大人 22ドル
- シニア 15ドル
- 学生 15ドル
- 子供 13ドル
リンクはこちら↓↓↓
Tickets | United Nations Visitor Centre
2. パスポートと予約確認書を持参
国連本部はアメリカにありながらも、法律上は「国際領域」なので、入場にはパスポートが必要になります。パスポートと一緒に印刷した予約確認書を持参しましょう。
3. 向かい側の建物でチェックイン
まず、最初に、国連本部から道路を挟んだ向かいにある建物でチェックインを済ませます。ここではグループの代表者1名のみが建物に入り手続きを済ませ、他の人は外で待機です。このプロセスのためか、ツアーの開始1時間前には到着するようにとチケットに書いてありました。
4. セキュリティー通過
チェックインを済ませた後は、道路を渡り、セキュリティーを通過して、国連へ。
意外にも、セキュリティーはそこまで厳しくありませんでした。
入ると目の前に現れたのは、一度は見たことある「銃口が曲がったオブジェ」。戦争反対や銃社会反対のメッセージらしいのですが、皮肉なことに、国連があるアメリカが世界最大の銃社会で、銃生産国なんですよね。
5. ツアーのチェックイン
建物の中に入れば、あとは奥のツアーデスクの前で待つだけです。しかし、ここで注意なのが、このデスクでツアー参加者であることを証明するシールをもらわないといけないことです。私はこれに気付かずに、ツアー開始直前に急いでもらいました。
6. ツアー開始
予定のツアー時間になればアナウンスが入るので、奥の扉の前に集合するだけです。私は英語ツアーに参加しましたが、ガイドさんはブラジル人でした。
一番最初に通されたのが、安全保障理事会の議場。ここがよくテレビで視る、ロシアと中国が拒否権を発動している議場なんだなと、感動しましたね。安保理の議場は相当な威厳を感じました。
次に通されたのが第6委員会。
次は経済社会理事会、通称第二委員会。主に、経済問題を話しあう議場です。
議場の外の廊下は、戦争反対などの絵画や、展示が多くあり、国連の組織としての目的を改めて感じましたね。けど、同時に、いつまでも戦争が止まず、安保理の機能不全などの問題も痛感しますね。さらに、核兵器撤廃の展示など、あまりにも理想主義に走りすぎている展示も多くあり、核の傘に守られている日本人としては、なかなか共感できませんでした。
そして、最後に案内されたのが総会議場(General Assembly)。奥にある壇上が、世界中のリーダーがスピーチを行ってきた場所です。総会の議場に通されたものの、前の方に行くことはできず、後ろの方から見るだけです。JAPANの席に座れなかったことが少し残念でした。