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ロンドンに行く人必見!在住者の教訓。旅行する前に知るべき10のこと!

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 イギリスは日本と似て住みやすい国。

観光に訪れる日本人もたくさんいます。

けど、イギリスにはイギリスならではの事情も意外に多く、日本にいる感覚でいると苦労したり、損したりすることも多いので、私がロンドンに住んで経験した教訓をもとにいくつか紹介します!

1.  オイスター・カードを買う!

oystercard

オイスター・カード」は日本でいう「SUICA」や「ICOCA」のロンドン版。

なぜ、「オイスター(牡蠣)」なのかは謎ですが、これがロンドンの交通系ICカードの呼称です。

ここで注意しないといけないのが、オイスターカードがないと、めちゃくちゃ損をすることです!

地下鉄はゾーン制で、1つのゾーンで料金が決まっており、オイスター・カードを使えば初乗り2.40ポンド(約300円)ですが、普通の切符を買うと4.90ポンド(約720円!)

なんと2倍以上の値段をとられます!

日本では考えられませんが、これがロンドンです。

また、有名な赤のロンドン・バスはオイスター・カードがないと乗車拒否されるので絶対買いましょう。

このカードは基本的に、どこの駅でも購入できます。


2. ロンドンは意外と小さい

ロンドンは意外と小さい都市です。

ビックベンからロンドンの端にあるタワーブリッジまで歩いてわずか4km。

これは山手線の渋谷駅から新宿駅の間の距離よりも短いのです。

主要な観光地は中心部にコンパクトにまとまっているので、基本的に徒歩で回ることが可能と考えて大丈夫。


3. 店員には堂々と話そう!

英語が苦手で、なかなか堂々と喋れない人もはっきりと堂々と。

私のジャパニーズ・イングリッシュを理解できないのか!というくらいの感じに話しましょう。

というのも、ロンドンのお店で働いている人は英語を母語としない外国人が多数。

相手の英語が理解できなくても、彼らの英語が下手なだけの場合が多く、自分の英語力不足だと思わないようにしましょう。

特に、態度の悪い定員は、「あなたのジャパニーズ・イングリッシュが下手すぎ」とでも言ってるかのように聞き返してきますが、大抵、相手のリスニング力不足なだけです。

また、イギリス人は基本堂々と話すので、英語が苦手でも堂々と話すことは好印象につながります。


 

4. バスに乗る時は手で合図を

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日本の場合、バス停に立っているだけでバスは停まってくれますが、イギリスでは手を挙げて合図をしない停まってくれません。

これを知らないと、ずっとバス停に立っていることになります。

また、運賃はオイスター・カードでのみ支払い可で、乗車時に支払います。


5. チップは基本いらない

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イギリスはアメリカと違ってチップの文化はありません。

日本と同じで、料金の中に従業員の給料は含まれており、一切不要です。

よほどの高級料理店やホテルに泊まらない場合、おく必要はありません。

チップは基本入りませんが、大道芸などを見たり、写真を一緒に取る場合は、自分が適切だと思う金額を支払いましょう。 


6. 挨拶は忘れずに

意外に海外旅行をしている日本人に多いパターンですが、レジなので挨拶しないこと。

イギリスや海外では、店員とお客様は同等なので、普通に「Hi」や「Hello」などと最初に挨拶をし、最後には「Thank you」とお礼を言いましょう。

また、道を聞くときなどは、「Excuse me」と声をかけ、丁寧に話せば、皆親切に助けてくれるので安心してください。

ロンドンは忙しい人が多く、一見、無愛想に見えますが話してみると、助けてくれる良い人が多数です。


7. 水を注文するときはタップウォーターを!

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日本人の感覚なら、レストランのお水は無料。

けど、ロンドンは、「タップウォーター」(直訳:蛇口の水)と言わないと有料のミネラルウォーターが出されます。

確かに、ロンドンの水は硬水で、味は日本の水とはかなり違うので口に合わない方はミネラル・ウォーターを頼むべきだと思いますが、水道水は飲んでも全く害はありません。

私は毎日飲んでいます。

また、ミネラルウォーターを注文しても出てくる水は硬水なので、味は日本の水とは違います。


8. 外食は高い!

このブログを書いている今の為替相場は1ポンド145円程度。

これでも昔よりはかなりポンドの価値は下がってきていますが、それでもロンドンの外食は基本、高い!

一人1500円(10ポンド)は普通にかかります。

少し良い店に行って、飲み物など注文すれば一人25ポンド(4000円弱)はかかりますね。

お金の無い学生の方などは、スーパーなどを駆使することをお勧めします。


 

9. 屋内全面禁煙!

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イギリスにレストランやカフェなど、屋内では全面禁煙です。

これが国の法律なのです。

そのため、タバコを吸いたい方は外で吸うのを忘れずに。

この制度、一見すばらしいのですが、弊害があります。

パブの外にビールを片手にタバコを吸う集団が午後4時以降になると出現するのですが、店の外まで人がいるってことは中は満席だと思ってあきらめないでください。

大抵、中はガラガラです。

イギリスは日本より喫煙率が高いにもかかわらず、こんな法律を作ったので、結果的に、みんな路上で吸い始めました。

逆に、受動喫煙をもたらすのでは?と思うのですが、これがイギリスです。


10. 電車は遅れることが多い

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ロンドンから日帰りで、ケンブリッジやオックスフォードに行く時に、電車を使う場合は要注意です。

イギリスの電車は基本、時間通りに来ないと思ってください。

私の経験上、およそ3回に1回の確率で、遅延します。

最悪、電車がキャンセルになったりするので、移動するときは余裕を持つのをオススメします。

また、休日の地下鉄はストライキや工事で、運休している場合が多いことも念頭におきましょう。