カザフスタンに行く前に読むべき本、4選!
名前は聞いたことあるけど、イメージがうまくわかない人も多いのではないでしょうか。
そんなカザフスタンに行く前に読みたい本を、4冊紹介します!
1.
知るための60章
カザフスタンを知るための60章 [宇山智彦 藤本逸子]
既に多くのシリーズが出ている「エリア・スタディーズ」のカザフスタン編。
カザフスタンに絞って、地理、歴史、社会、政治経済等々の全般を詳しくまとめた類書は他に無いので、非常に貴重な一冊です。
通して読むと、この国の「歴史」と「今日」において、ソ連の構成国になった時代を持った意味が、色々な意味でどれだけ大きかったかを痛感するだけでなく、「遊牧の民」としての文化や習慣の多くが、ソ連の構成国になった事で否定、分断され、ソ連の崩壊から独立というプロセスの中で復興されつつある事や、セミパラチンスク(現・セメイ)の核実験場を巡る問題等々、カザフスタンという国が独立後四半世紀を経た今尚、良くも悪くも「ソ連の影」を背負っている事が良く理解出来る本となってます。
少しでもカザフスタンに興味のある方は、良い入門書だと思います。
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2.
初代大使が見た
初代大使が見たカザフスタン [松井 啓]
1991年に旧ソ連から独立したカザフスタンへの初代大使が、一外交官の視点から、一生活者の視点から、カザフスタン建国時の様子を書き留めたして一冊。内容としては、本と言うより、私的な印象も含んだ日記色が濃いものになっています。
独立当時の事情や、資源大国の国情や大統領の外交方針など、カザフスタンという国の概要を手っ取り早く知りたい人には便利な一冊です。
個人的には、この本を読んでからカザフスタン行くと、2018年のカザフスタンとの差にびっくりしました。
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3.
カザフスタンの道
カザフスタンの道 [ヌルスタン・ナザルバエフ]
1991年旧ソ連の独立以来、大統領の座に居座るナザルバエフ大統領の自伝です。日本語版は原書を和訳したもので、カザフスタン大使館が出版しています。
この本ではカザフスタンの歴史、そしてどのような国にカザフスタンを導いていくのかに関して大統領が熱く語っている本です。独裁大統領の本ということもあり、若干プロパガンダっぽいところもありますが、カザフスタンの独裁者の内心を知れる非常に面白い本でした。
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4.
地球の歩き方 中央アジア
正直、カザフスタンに関するガイドブックはこれしかありません。
今時、ネットさえあれば基本、情報は何でも入ってくるのですが、カザフスタンはネットで検索をかけても情報が少ないのが事実。
市内のバスの路線図や、レストラン情報など、ネットでは探しにくい情報もまとまっていて、旅行中は現地の物価も安いこともあり、地球の歩き方に乗っている有名レストランに多く行きました。
若干、情報が古いところもありますが、必須アイテム。
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