イラン人家庭で過ごしたイランのお正月!ノウルーズ!
イランのお正月
イランの正月は「ノウルーズ」と呼ばれ、西暦では毎年3月の中旬にあります。
私は、このイランの正月のことを何も知らずに、航空券を購入したら、まさかの正月期間であることが判明しました。
空港に着くと、こんな感じに、正月のお供えものがされています。
お供え物は「ハフト・シーン」直訳すると7つのSと呼ばれ、
- Sabzeh 小麦 生誕の象徴
- Samanu 小麦からつくられた甘いデザート 富の象徴
- Senjed 野生のオリーブスイーツ 愛の象徴
- Seer ガーリック 健康の象徴
- Seeb りんご 美の象徴
- Somaq スマック(赤色の果物) 日の出の色の象徴
- Serkeh ヴィネガー 老齢の象
イラン人家庭での正月
イランの南部にあるシラーズの知り合いが、親切にも家庭に招待してくれたので、お邪魔しました。
テヘランにいたので、そこから長距離バスで約14時間かけて、シラーズに向かいます。
友達がバス・ターミナルまで迎えに来てくれて助かりました。
そこから家に行くと、なんと家族全員が集結!
自己紹介するのにも時間がかかります 笑
家族全員揃って、食事です。
イラン人は子沢山の人が多く、家族3代揃って、この人数です!
イランも日本と同じで床でに座って食べます。
食べ物は、サラダやイラン風のナンみたいなパン、スープなど。
ちなみに、手間にあるのは羊の頭です。
意外にコリコリしていて美味しかったです 笑
家族がみんな集まって美味しいものを食べることは、イランも日本も一緒ですね。
郊外へBBQ
翌日は車で、郊外の山奥へBBQ!
イランは意外に険しい山が多く、私のいたシラーズも標高が高く、1500メートルくらい。
途中で、ゾロアスター教の遺跡に寄りました。
イランは、イスラームが流入してくる前までは、ゾロアスター教が主要な宗教だったらしく、いたるところに遺跡があります。
日差しが強く、3月なのに25度くらいの暑さでした。
場所を決めて、ケバブをしました。
ちなみに、ケバブとはイランではBBQのこと。つまり、BBQ風に焼いたものは何でもBBQになるのです。
お腹がいっぱいになったので、適当に散策します。
途中で、羊の群れに遭遇。
この地帯は放牧が多いそうです。
丘の上からの眺め。
天気も景色も最高です。