イエスは洞窟で生まれた!?ベツレヘム日帰り観光。エルサレムからの行き方
ベツレヘムとは?
Endangered Site: Church of the Nativity, Bethlehem | Travel | Smithsonian
聖母マリアが、ローマ支配の時代に、国勢調査のために自分の戸籍のある街に戻ることを求められ、ベツレヘムに帰ってきた時にイエスが誕生しました。
このベツレヘムはイスラエルにあると思っていたのですが、実はパレスチナ側にあることが判明したので、2日前にパレスチナの旅からイスラエル側に戻ってきたのに、再度、壁を超えてパレスチナ側に行くことに。
ちなみに、パレスチナの旅はこちらの記事で紹介しています。
行き方
エルサレムからの距離は11kmほどとかなり、近いのですが、壁のために、直線ルートで行けないので、バスで35分ほどかかりました。
エルサレムの旧市街にあるダマスカス門前の21番バス乗り場から、231番のアラブ・バスのアラブ・バスに乗ります。
運賃は6.8シェケル(約210円)。
ドライバーはバルセロナが大好きな模様(笑)
エルサレム市街を抜けると、右手に大きな壁が登場し始めました。
この壁、道路に並行する形で建てられており、チェックポイントまで続きます。
ちなみに、イスラエル→パレスチナに行く場合はチェックポイントでの検査はありませんが、パレスチナ→イスラエルに行く時は、チェックポイントでバスが止められます
ベスレヘムの街
出発から35分ほどで、ベスレヘムに到着。
バス停は生誕教会から1kmほどの距離のところにあるので、そこから屋台や店で賑わう中央通りを歩いて教会に向かいました。
途中、タクシー運転手が「教会は遠い」、「俺のタクシーなら5シェケルで連れて行く」とかいろいろ言ってきますが、拒否しましたね。
そもそも、歩いて町並みを見たかったですし、それ以上に皮肉なのが、歩いていると、道路は大渋滞でタクシーに乗るより歩いた方が早く着く可能性がありますね。
途中、人が並んでいる、美味しそうな屋台で、ケバブみたいな、鶏肉の入った、ロールを食べました。
生誕教会
イエスが生まれたところだけに、生誕の様子を物語る展示が。
ちなみに、この生誕教会は、イエスが生まれた洞窟の上に建てられているのです。
えっ?
洞窟?
と思った方、私もこの事実を知った時、同じく違和感を覚えました
私としてはイエスは、ベツレヘムで市内の宿が満室のため、ヨセフとマリアが仕方なく馬小屋に泊まっていた時に生まれたと思っていたのですが。まさかの洞窟に生まれたと、この教会の看板には書いてあるのです。
ここで地球の歩き方で確認すると、
「もっとも、その歴史的根拠は稀薄だ」とのこと。
ここまで来て、この事実はショックでしたね(笑)
一般的には馬小屋と言われているのに、降誕教会は洞窟で生まれたと主張するなんて笑うしかありません。
ガイドブック曰く、古代ローマ帝国でキリスト教を認めた皇帝である、コンスタンティヌス帝の母ヘレナが熱心なキリスト教徒で歴史的根拠のない洞窟の上にこの教会を建てたことが始まりらしいです。
根拠がないことも信じる人が多ければ、巨大なものになるという、信じることの恐ろしさを改めて感じた気がします。
生誕教会の隣にある、教会はこんなに綺麗なのに、、
生誕教会は工事中。
これには相当がっかりしましたね。
工事中でなければ、こんな感じらしいです。
ちなみに、この地下にはイエスの生まれた?洞窟があり、そこまで階段を降りていくことができます。
他にも、イスラエルに関して書いている記事があるので参考までにどうぞ↓↓