【必見】イランに行く前に読むべき本、5選!
イランに行く前に読んで良かった本
イランは日本人にとっては情報量が少ない未知の国!
そんなイランを楽しむためには、事前にある程度の知識を身につけておくとより旅が楽しくなるので、今回は私がイランに行く前に読んだ本を5冊紹介します!
1.
イラン人は面白すぎる!
イラン人は面白すぎる! [ エマミ・シュン・サラミ ]
作者は在日イラン人のお笑い芸人。
日本人はメディアでイランに触れる機会が少く、たまに出てきても「核開発」「反米国家」というコンテキストでしか語られない。そんなイランは、みんな生まれながらのムスリムなので、昔からの慣習は守っているが、実際のイラン人はいかつい陰気な原理主義者ではなく、ラブ&ピースでボケ倒すゆるい人が多い。
そんなイスラム共和国ならではの珍事件や深刻な事情などを面白く知れる本。
例えば、シーア派とスンナ派の違い、対立関係について、実体験に即して解説していますが、これほど面白く要を得た説明は見たことがないですね。また、同時に、イランでの女性差別、児童への死刑執行、同性愛不寛容の問題については、非常に真面目に論じ、厳しく批判していて、イランという国に親しみを持つのにベストな本だと思います。
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2.
イランはこれからどうなるのか
イスラム大国の真実
イランはこれからどうなるのか [ 春日 孝之 ]
最初の本よりは真面目な本。作者はイランに駐在していた日本人の新聞記者。
イランの外交関係や内政に関して詳しく知ることができて個人的に一番面白かった本ですね。読めば、とりあえず、いかにイランがいかに矛盾多き国かがわかります。
また、なぜ対岸のドバイはあそこまでの発展を遂げる一方で、イランは遅れてしまったのか、など中東の国際関係をも詳しく解説している本です。
イランを旅しても、なかなか目に入らない内実を知れる良い本な気がします。
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3.
「個人主義」大国
イラン
「個人主義」大国イラン [ 岩崎 葉子 ]
さっきの本はイランという国の制度的側面に着目した本でしたが、この本はイラン人の国民性に関する本ですね。登場するのは老舗の大旦那、かけ出しの若者、エリート知識人、日本で修行した美容師などさまざまな人たち。
また、1キロ四方もの広さをもつ大バーザールの喧騒や、川べりの縁台でサモワールの
紅茶を飲む優雅なひと時など、イランに行ってみたい!と思わせるような情景も
描かれています。
自分とは全く価値観が違う人たちの暮らしを知ることができる、貴重な本だと思います。この本はイランから帰国後に読んだ本でしたが、私が見て経験した光景そのものでしたね。
4.
イラン版
私の旅のお供である指さしシリーズ。このシリーズは挿絵がとても可愛いく、眺めているだけで楽しめると思います。
もちろん内容はかなり充実しているので、勉強するにも旅行に持って行くにも役立つ一冊になっています。イランの方は英語が全く分からない人が多く、この本を使ってコミュニケーションをとろうとしたら、とても喜ばれました。中のイラストに興味津々の人も多く、かなりイラン人ウケがよかったです。
言葉と文化を紹介している数少ないイランの本だけでなく、話のネタにもなるので、私は持って行って良かったです。
5.
イラン
地球の歩き方 イラン
正直、これなしのイラン旅行はきつかったと思いますね。
というのも、イランに関する日本語ガイドブックは皆無に等しく、これがなかったら、テヘランのメトロで降りる駅も分からなかったと思います。
若干、情報が古いところもありますが、必須アイテム。
旅行者も少なく、地球の歩き方の情報も100%信用できませんが、無いよりはあった方が断然良いので、これは一緒に持って行きましょう。
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いかがだったでしょうか?
イランに関しては他にも記事を書いているので、よろしければ、こちらもどうぞ。